- studio USに入会するか迷ってるから、実態を知りたい
- studio USが自分に合っているか知りたい
こんな疑問に答えます。
studio US「動画クリエイター総合コース」に加入している筆者が、studio USの評判や口コミなど徹底レビュー!
加入しているから分かる、コンテンツの中身や受講して感じたメリット・デメリットなどを紹介していきます。
本記事の執筆者
普段は当ブログの運営の他、Webライター関連の仕事、TikTokの動画編集の仕事をしています。
それに加えて、映像制作も本格的に仕事にしたいと思い、2022年3月にstudio USに加入しました。
最大50本もの動画を作れる 卒業後は案件をたくさんもらえる
studio USに入会するきっかけとなった特徴



studio USの特徴は以下の4つがあるので、それぞれ説明していきます。
- オンラインでボリューミーな動画教材
- プロ講師のサポート
- 制作できる動画数が多い
- 実績作りの案件をもらえる
オンラインでボリューミーな動画教材
studio USの動画教材は700本以上もあり、非常にボリューミーです。教材の中身は下記のようなバリエーションです。
- 操作のチュートリアル
- 実践的な動画制作
- 素材サイトの紹介
- 制作の流れ
操作のチュートリアルはyoutubeやAdobe公式でもあるので、そこを省くにしても動画数はかなり多いです。
プロ講師のサポート
studio USは動画教材をこなししつつ、質問があればSlackコミュニティでプロの講師へ質問可能です。
他の質問も見れるのですが、毎日何かしらの質問がされてます。
制作できる動画数が多い
他の動画編集スクールでは、制作数が10本以下のところが多い中、studio USでは15〜50本もの動画制作ができるとのことです。
(動画総合クリエイターコースの場合)制作できる動画のバリエーションも豊富で、ロゴや漫画風、CM風、PR風など多種多様な動画が作れます。
実績作りの案件をもらえる
studio USでは講座をある程度こなしたら、実績作り用の案件に挑戦できます。さらに制作すると、実績として企業名も使えます。
その案件の単価は低いですが、実績が作れるとなると他の案件が取れやすくなるので、メリットはかなり大きいです。
最大50本もの動画を作れる 卒業後は案件をたくさんもらえる
studio USの講師
studio USの講師はHPに載っている2人に加えて、もう1人います。
コウさん(男性)
映像制作会社からフリーランスとなった方です。中世的な優しい声色で、ちょっと声が小さい印象です。
講師の作品は以下の通り。
岡野有材子さん(女性)
こちらも映像制作会社から独立し、フリーランスとして活動している方です。ハキハキとした印象で、非常に細かいところまで追求して動画作りを行う印象です。
講師の作品は以下の通り。
田村さん(男性)
HPには載っていませんが、もう一人田村さんという男性の方が講師を務めています。コウさんと岡野さんがメインで、たまに出てくる感じです。
かなりラフな喋り口調で、動画中で冗談を交えるのが印象的でした。
最大50本もの動画を作れる 卒業後は案件をたくさんもらえる
studio USのコースの種類
studio USには動画編集コース、動画クリエイターコース、動画クリエイター総合コースの3つがあります。
動画編集コース | 動画クリエイターコース | 動画クリエイター総合コース | |
料金(税込) | 55,000円 | 99,000円 | 165,000円 |
分割払い | 4,584円〜 | 8,250円〜 | 13,750円〜 |
継続会費(税込) | ー | 13,200円 | 16,500円 |
学べること |
|
|
|
特徴 | YouTubeの編集をしたい方向け | モーショングラフィックなど特殊な編集もできるクリエイター | プロを目指すために必要なものを全て詰めたコース |
副業でやるなら動画編集コースか動画クリエイターコース、本格的に稼ぐつもりなら総合コースが良いでしょう。
ただし、ディレクションやセールスのコンテンツは少ないので、そこを判断基準にするのはおすすめしません。
総合コースのリテラシーはボリュームがあるので、プロのノウハウを知るなら総合コースがいいでしょう。
最大50本もの動画を作れる 卒業後は案件をたくさんもらえる
studio USを受講して感じたメリット・デメリット



続いて、studio USを実際に受講している筆者が感じたメリット・デメリットを紹介します。
- メリット①動画の数が圧倒的に多い
- メリット②実績作りの案件をもらえる
- メリット③質問への回答が早い
- デメリット①学習動画はほぼ編集されていない
- デメリット②受講生同士の交流はほぼない
- デメリット③動画はほぼアフターエフェクトを使う
- デメリット④Adobe製品は自分で購入する
メリット①動画の数が圧倒的に多い
studio USではこのような動画を作っていきます
筆者はstudio USで最も授業数の多い「動画クリエイター総合コース」に加入したので、非常に動画のボリュームは多かったです。
- プレミアプロ、アフターエフェクト、フォトショップ、イラストレーター、シネマ4D礎操作のチュートリアル動画
- ロゴや広告、YouTubeなどの動画制作
- プロが作った動画の解説
- 動画作る流れや素材サイトの紹介
とりわけ動画制作のボリュームが多く、さらにバリエーションも広いです。まだ、全て終わってはないですが、10本くらい作りアフターエフェクトの操作はかなり慣れました。
メリット②実績作りの案件をもらえる
ある程度、studio USで動画を作ると実績作りの案件をもらえるようになります。実績作り用なので単価も低く、難易度も低めです。
ですが、実績として企業名を使えるようになるので、その後クラウドワークスなどで案件がかなり取りやすくなるので大きなメリットです。
メリット③質問への回答が早い
studio USにはSlackコミュニティの中に質問専用のチャットがあるのですが、非常に回答が早いです。筆者が質問した時は30分程度で返信が来た覚えがあります。
質問対応は10〜20時までで、GW中の質問にも答えていました。他の人の質問への回答もあるので、それも勉強になります。
最大50本もの動画を作れる 卒業後は案件をたくさんもらえる
デメリット①学習動画はほぼ編集されていない
studio USの教材は講師が画面を移しながら喋るスタンスです。正直、講義動画はほぼ編集せずに公開されていると感じました。
例えば、講師のコウさんの声がかなり小さかったり、「どうしよっかな〜、え〜と〜」といった考えている時間や雑談も普通に入ってます。
実際、ソフトの操作解説はYouTubeの方が分かりやすかったので、YouTubeで覚えました。
デメリット②受講生同士の交流はない
Slackコミュニティーは講師と他の生徒もいますが、他の生徒へのDMは禁止されています。
ただし、生徒同士の仕事の受発注は専用チャンネルでなら可能とのことです。
デメリット③動画はほぼアフターエフェクトを使う
アドビソフトを使った動画制作はアフターエフェクトとプレミアプロのいずれか、あるいは両方で行います。
- アフターエフェクト→操作は難しいが作れる幅が広い
- プレミアプロ→操作はしやすいが、YouTubeなど簡単な動画向けで複雑なものは作れない
筆者はYouTubeの編集の案件を受けたかったので、プレミアだけで作る練習をしたかったのですが見当たりませんでした。
基本、アフターエフェクトがメイン、たまに両方使うというスタンスばかりで習得には時間がかかりました。
YouTube編集をメインで活動したい方は、動画編集コースが良いでしょう。
(動画編集コースではプレミアプロが7割、アフターエフェクトが3割)
デメリット④Adobe製品は自分で購入する
受講の際にアドビ製品を数ヶ月無料で使えるといったものもありますが、Studio USではありません。コース料金は安めなので、この点は仕方ないかもしれません。
自分で買う際はデジハリオンラインのAdobeマスター講座を購入すると、通常1年間で70,000円ほどするAdobeCCが、税込39,980円で使えるのでかなりお得に使えます。
AdobeCCではアドビに含まれる、プレミアプロ、アフターエフェクトの他にフォトショップなど全てのソフトが使えるプランです。
デジハリオンラインのAdobeマスター講座とは
オンラインスクール「デジハリ」が提供するAdobeソフトを学べる講座。以下の得点が含まれる
- Adobe CCライセンス1年分
- 操作チュートリアルが学べる動画約46時間分
- 1ヶ月の動画視聴期間
- 2ヶ月の課題添削期間



Adobeの基礎チュートリアル動画付き
studio USと他の動画編集スクールを比較してみた
続いて、studio USと他の動画編集スクールを比較してみました。
studio US | ヒューマンアカデミー動画クリエイター講座 | デジタルハリウッドSTUDIO by LIG | MovieHacks | TechAcademy 動画クリエイター講座![]() ![]() ![]() ![]() | |
料金(税込) | 55,000〜165,000円 | 6ヶ月:213,400円 | 330,000円 | 69,800円 | 174,990〜284,900円 |
期間 | 2ヶ月 | 6ヶ月、1年 | 3ヶ月 | なし | 1〜3ヶ月 |
就活サポート | なし | あり | あり | なし | あり |
特徴 | 動画制作数が多い | プログラミングやデザインも学べる | 通学も可能で撮影や企画、マーケティングも深く学べる | YouTube編集向きで安価な教材 | メンタリングやチャットサポートも充実 |
この中でのstudio USの位置付けは価格を抑えつつ、総合的に映像制作を学べるというもの。
特にアフターエフェクトを重点的にやるので、YouTubeの動画編集にとどまらず、広告動画やPR動画の制作など幅広い高単価な案件を取れるようになるでしょう。
また、他のスクールを選ぶ際は以下の基準で選びましょう。
- YouTuberあるいはYouTube専用の動画編集者になりたい→MovieHacks
- 撮影や企画も一気通貫でいけるプロを目指したい→デジタルハリウッドSTUDIO by LIG
- 就職サポートやメンタリングも受けたい→ヒューマンアカデミー動画クリエイター講座、TechAcademy 動画クリエイター講座
studio USの口コミ
続いて、studio USの口コミを紹介していきます。
先日、動画編集スクール「studio US」さんにインタビューさせていただいたんですけど、
”これから動画編集で稼ぐなら、Premiere Proだけじゃなくて、After Effectsも使えた方が良いです。
というかPremiere Pro(YouTube編集)だけで稼ぐのは厳しくなってきています”とのことで、
(続く)— 長谷川敬介 -カメラマン- (@ksk_photo_man) October 3, 2021
はじめまして😊
自分はstudio us受講してますがYouTube編集をやりたいなら、やめた方がいいです。aftereffectsメインなんで案件取るようになった時の単価は高いと思おますが、習得するまでが大変ですが、根気強く教材を真似ていれば数ヶ月するとわかるようになってきます。まだ自分も見習いですけど
— naoki@動画クリエイター (@1005Pt) May 1, 2022
筆者も実際に言われましたが、studio USはアフターエフェクトにかなり重きを置いています。
プレミアプロとアフターエフェクトでは稼げる額が雲泥の差になるのが理由だそうで、プレミアプロだけ習いたい方は他のスクールが良いでしょう。
逆に、アフターエフェクトを使った動画編集でゴリゴリ稼ぎたい人はstudio USはおすすめです。
最大50本もの動画を作れる 卒業後は案件をたくさんもらえる
studio USはこんな人におすすめ
studio USはこんな方におすすめです。
- コスパ良く多くの動画を作る練習をしたい
- 未経験から編集者になりたい
- 実績づくりをしたい
- アフターエフェクト中心で動画作りをしたい
筆者は入会当初、想定と違うことでストレスを感じたものの、多くの動画を作りながら成長していく自分に気づき、やりがいを感じられました。
「幅広いバリエーションの動画を作りながら実績を充実させたい」「アフターエフェクトを使いこなし、稼げる動画編集者になりたい」
こう思っている方にこそ、おすすめしたいスクールです。
最大50本もの動画を作れる 卒業後は案件をたくさんもらえる
studio USの入会〜学習の進め方
studio USの入会〜学習の進め方までの一連の流れを紹介します。
スクール説明会
まずは、公式HP のお問合せフォームあるいは公式ラインからスクール説明会を予約しましょう。
説明会後、ラインでも個別の相談が可能です。
申し込み
問題なければ申し込みをして、受講料を支払います。
Slackコミュニティ&学習サイトへのログイン
申し込み後はメールで学習サイトのログインPWと、Slackコミュニティに招待されます。
学習サイトで順序通りに学習を進めていきながら、分からないところがあれば随時Slackで質問するという流れです。
studio USに関するよくある質問
studio USに関するよくある質問に答えます。
質問の時間帯はいつですか?
動画に関する質問と、それ以外の質問とで分かれています。
一応、10〜20時までの対応ですが、深夜に返信が来たこともありました。
未経験でも大丈夫ですか?
未経験向けに作られています。筆者もほぼ未経験でしたが、問題なくやれています。
卒業はありますか?
買い切りプランができたことで、卒業プランがなくなりました。
そのため卒業生コミュニティはなく、最初に入るSlackコミュニティで仕事の受発注も行われています。
プラン終了後もコミュニティへの所属は可能なので、仕事をもらえます。
また、受講生同士のDMは禁止されていますが、専用チャットで受講生同士が仕事を募集するのは可能だそうです。
まとめ
今回はstudio USに加入している筆者が、その実情について徹底レビューしてきました。
studio USは多くの動画が安価で作れる、実績づくりの案件をもらえることの2つのメリットが大きいです。
入会を迷われている方は、ぜひ本記事を参考にした上でスクール説明会に参加してみて下さい。
最大50本もの動画を作れる 卒業後は案件をたくさんもらえる