「狭い場所でも操作できるマウス欲しい」「マウス一つで色んな操作をしたい」こうお考えの方におすすめしたいのが、ロジクールのMXERGOワイヤレストラックボールです。
傾斜角の調整や筋疲労の軽減、多機能ボタンなど多くの要素を兼ね備える最先端のワイヤレストラックボールですが、その実態はどうなのでしょうか。
今回はロジクールMXERGOを使用している筆者が、下記のポイントについて紹介していきます。
- ロジクールMXERGOの特徴
- ロジクールMXERGOの接続設定
- ロジクールMXERGOのメリット・デメリット
- トラックボールの分解と掃除
- ロジクールMXERGOを購入した方のレビュー
- 公式HP、アマゾン、楽天のどこで買うべきか
ロジクールMXERGOの特徴
MXERGOの特徴を簡単に4つ紹介します。
- マウス一つで多機能
- 2台のPCを行き来できる
- 傾斜20度に設定できる
- トラックボールで自由自在な可動
- 充電はマイクロUSB
①マウス一つで多機能
MXERGOはマウス一つで様々な機能がついています。通常のマウスの右クリック、左クリックに加えて、進むボタンや戻るボタン、プレシジョンモードなど多種多様。
プレシジョンモードとはマウスカーソルの動きの動きを、ゆるやかにすることでより正確な操作を実現します。
また、プレシジョンスクロールホイールボタンと呼ばれるスクロールボタンはボタンを右向きにクリックすると右のタブに移動、左向きにクリックすると左のタブに移動することができます。
仮にボタン配置に納得がいかない場合は、オプション機能により自分好みにカスタマイズできるのも魅力。
②2台のPCを行き来できる
数字が書かれているボタンをクリックすると、2台のPC間を行き来することが可能です。これは1台目のPCを1番で接続、2台目のPCを2番で接続といったイメージ。
③傾斜20度に設定できる
MXERGOは下にメタルプレートがついており、マウスの右側と左側のどちらをメタルプレートにつけるかによって傾斜角度を0度か20度かに調節できます。
形状も手の形にフィットするよう作られており、より自然なマウス操作が実現します。
④トラックボールで自由自在な可動
一般的なマウスはマウス自体をスライドする必要がありますが、MXERGOではトラックボールを指で転がすだけで簡単にカーソル移動ができます。
カーソルの動きが遅い場合は、ロジクール専用のオプションアプリで自在にスピード調節ができます。(下図参照)
⑤充電はマイクロUSB
充電はマイクロUSBで行います。Bluetoothイヤホンなど最近ではマイクロUSBで充電を行うデバイスも多いので、仮に充電器をなくしても問題ありません。
ロジクールMXERGOの接続設定
次にMXERGOの接続設定について説明していきます。手順は通常のBluetooth接続と同様です。
まず、MXERGO裏面の電源を入れます。(緑色が見えるようにスイッチ)
PCのBluetooth設定画面に「MX ERGO」が表示されるのを確認します。
MXERGOのEASY SWITCH (赤枠部分)を3秒間長押して、PCのBluetoothで「接続済」と出ればペアリング完了です。
2台目の接続は1台目じゃない方の番号に切り替え、同様に接続します。(1台目が1番なら、2台目を2番にする)
2台接続後はEASY SWITCHを押すだけで簡単に切り替え可能です。
ロジクールMXERGOで感じたメリット・デメリット
続いて、ロジクールMXERGOを使用してみて感じたメリットとデメリットを紹介していきます。
- メリット①狭い場所でも問題ない
- メリット②充電が超長持ち
- メリット③進む・戻るボタンもボタン1つで可能
- メリット④オプションでカスタマイズ
- デメリット①持ち運びは重い
- デメリット②価格は高め
狭い場所でも問題ない
筆者が最も恩恵が大きかったのが、狭い場所でも作業できることです。特に会社でマウスを使用する場合、書類や本、コップ、電話など机の上がどうしても物が多くて悩んでいました。
さらに有線のマウスと有線のキーボードを使っていたため、ケーブルが絡まるなどのストレスも。
MXERGOに置き換えて以降は机の上に物が多くても、全くストレスなく作業できるため非常に快適です。
充電が超長持ち
充電は一回の充電で最長4ヶ月間、1分の充電で8時間使用できます。
筆者は会社と家で持ち運びして活用していますが、会社の休憩時間でちょっと充電するだけで100%となるため、非常に助かっています。
進む・戻るもボタン一つで可能
PCで作業していて、誰もがよく使うのが進む・戻るボタンだと思います。かつてはいちいち、左上までカーソルを持って行ってましたが、MXERGOではその手間がかかりません。
右手の人差し指でクリックするだけで簡単に進む・戻るが操作できるのは非常に大きなメリットです。
メリット④オプションでカスタマイズ
ロジクールのオプションアプリでは、各ボタンに自由自在に機能を与えられます。専用アプリを開き、設定したいボタンの○をクリックすると上図の設定画面が出てきます。
筆者はPC設定がUSキーボードで、半角と全角の変換が非常に面倒なので、ボタン一つで半角と全角の設定変更できるように調整しました。
ロジクールMXERGOで感じたデメリット
- 持ち運びは重い
- 価格は高め
持ち運びは重い
MXERGOはメタルプレートが下についているため、持ち運びは重たいです。筆者は会社と家で持ち運びしているため、毎回面倒に感じています。
筆者のように持ち運びが面倒な人は2台購入するか、持ち運びに適したマウスを買うのが良いでしょう。
価格は高め
MXERGOは通常のマウスと比べると税込11,019円と価格は高めです。
「そんなに高いのは買えない」という方は下位モデルのM575S (税込6,050円)がおすすめ。
主な違いは充電が電池式であること、2台のPCを行き来できないことなどです。詳しくはこちらのサイトを参照ください。
トラックボール分解&掃除
トラックボールの掃除方法について紹介します。手順は以下の通り。
- メタルプレートを外す
- 穴を細い棒で押すと玉が出てくる
- ウエットティッシュやティッシュで拭く
まずは、メタルプレートを外します。
続いて、箸など細い棒で丸い穴の部分(トラックボールの裏側部分)を押します。
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分解すると下記のようになります。それぞれウエットティッシュやティッシュで拭きましょう。
ロジクールMXERGOを購入した方のレビュー
ロジクールMXERGOを購入した方のレビューを紹介していきます。
・Bluetooth接続ができる
m570tだとUnifyingで接続するためにレシーバーが必要でしたが、これはBluetoothで接続できるので便利です。Unifyingだと1日に数回遅延が起きていたのでストレスでしたが、まったく問題なし。・大きさはちょうどいい
たしかにm570tよりは大きいのですが、普通の男性の手なら問題なく操作できます。20度の角度も使ってみて違和感はありませんし、気に入らなければ0度に戻せます。・充電式
電池がいらないのは最高ですね。時代にマッチしています。
角度を傾けることでより自然な形で握れるということですが、M570tより大きい分握り辛いかなと感じました。
手の小さい人にはきついかなと思うので、単純にM570tより優れているとは言い難い。
触り心地もいいし、ものもしっかりしているんですが、必ずしも高いだけの価値があるわけではないという印象です。
ロジクール購入者のレビューは、過去に発売されたトラックボールマウスと比較する物が多かったです。
2013年発売のM570tと比べると、「レシーバーなしでつながるからありがたい」「電池がなくなって嬉しい」「サイズが大きくなり握りづらい」など好みが分かれる結果となりました。
筆者もMXERGOを最初に握った時に、通常のマウスよりも大きいとは思いましたが、問題なく使えています。
手の小さい女性は一度、店舗で実際に触ってみるのが良いでしょう。
買うなら公式HP、アマゾン、楽天のどれが良い?
MXERGOを買う時に、公式HPがいいのか、アマゾンか楽天が良いのか悩みますよね。
結論から言うと、アマゾンか楽天がおすすめです。公式HPでは税込13,970円で、アマゾンでは11,000から13,000円程度で販売されています。
公式HPではセールがあり10%オフになることもありますが、Amazonや楽天は年に何度もセールがある上にポイント還元率がアップといった特典もあります。
アマゾンか楽天で、日頃よく買い物している方を選ぶと良いでしょう。
多機能マウスを活用し生産性を高めよう
今回はMXERGOの特徴やメリット・デメリット、接続方法などを説明してきました。
MXERGOはトラックボールと多機能ボタンが組み合わさった高機能マウスです。
一台あるだけで進む・戻るといったよく使う操作や、PCの2台活用など様々な機能があり非常に便利です。
ぜひMXERGOを活用し、日々の仕事や作業の生産性を劇的にアップさせていきましょう。