【プロ監修】Webマーケティングスクールのおすすめ8選！選び方や必要スキルを解説

現在はWebマーケティングスクールがいくつもあって、未経験者にはなかなか違いが分かりづらく、選びにくいものです。

そこで今回はWebマーケティングスクールの正しい選び方やおすすめのスクールを紹介していきます。

Webマーケティングスクールを選ぶ上で知るべき仕事内容

Webマーケティングを学ぶとなっても、結局どんな仕事をするのか理解していなければ選べません。

まずはWebマーケティングの大まかな仕事内容を紹介します。

戦略立案

大枠としてWebマーケティングでは「自社の製品をどこの誰にどうやってリーチするか、そこからどうやって購入してもらうか」という流れの中でPDCAを回します。

このようにあらゆるデータを活用した上で、あらゆる戦略を立てて実行していきます。

戦略を立てずに実行しても成果は上がりませんし、Webマーケティングで最も重要なタスクといえるでしょう。

分析

メディアやSNS、広告で集めたユーザーの属性や行動結果を分析します。

分析の例

一般的には各施策でKPIを定めて、それに関連する数値の目標を決めた上で施策の効果測定を行います。

例えば「検索する→記事を読む→LPに遷移する→LPから購入する」というフローの中で、「この部分の数が少ないのはここで、その改善にはこの遷移率を上げるべき、だから次はこれをやる」というアプローチを取ります。

こうすることで施策が当たった要因・外れた要因をピンポイントであぶり出すことができ、PDCAを回しやすくなるのです。

集客

各媒体や広告で見込み顧客(リード)の数を最大化させるための施策を考えます。

例えば以下のようなイメージです。

ブログは自分で検索してやってくるユーザー、広告は自然と引き寄せられてやってくるユーザーなど媒体ごとでユーザーの特徴も異なるので、その違いを理解した上でアプローチを考えます。

リピーター獲得

アパレルや食べ物のように何度もリピートできる商品を売る場合、ファンになってもらい何度もリピートしてもらう施策も欠かせません。

新規顧客を増やしながらも、既存顧客の売上を上げていくことで事業の安定性が高まるからです。

メールや公式LINEで割引セールの訴求やクーポン配布を行ったり、購入したことがある方向けに広告を出したりと様々な施策があります。

Webマーケティングのスキルとは？

Webマーケティングで求められるスキルは大きく広告運用、メディア運用、PR系の3つに分かれます。

「Webマーケティングができる」と一口にいっても、これらすべてが含まれるので、結局何ができるのか伝わりません。

この中のどの分野を特に強みとしているのかがハッキリしていないと、転職にしろ副業にしろ案件を取りづらいでしょう。

スクールで幅広く学ぶ中で、特に自分に合っているものを見つけて、それを極めるというのを念頭において学びましょう。

Webマーケティングスクールの選び方

Webマーケティングスクールを選ぶ際は長期的にマーケターとして活躍

 

実績を積めるか

一般的にWebマーケティングというと広告運用を指す場合が多いですが、広告運用は実績がないと案件はほぼ取れません。

なぜなら費用が毎月数十万〜数百万とかかるもので、お金を預けても良いと思われるだけの実績・再現性が必要だからです。

SNS運用・メディア運営は広告ほど費用はかかりませんが、長期的に安定した売上を作っていくために毎月何万円売り上げているのかといった実績は求められます。

転職にしろ副業にしろ、求められる能力を把握した上でその実績が積めるスクールを選びましょう。

何を極めるか

Webマーケティングで長く活躍したいのであれば、ある程度幅が利く人材になることが重要です。

ただ「Webマーケできます、やってます」というのはWebマーケの全範囲のことを指しており、結局何ができるのか伝わりません。

”自社製品を認知し買ってもらうための仕組みを作り成果を最大化する”というプロセスの中で、特にどこがどれだけ得意なのかをアピールできるのが理想的です。

Webマーケターのキャリアは運用業務、マーケチームをマネジメントする業務など多種多様で、自社でやるのか代理店としてやるのかでも変わってきます。

向き不向きはどうか

個人的な見解ですが、マーケターはキングダムのような本能型と知能型に分かれる印象です。

Webマーケティングは基本的にデータを分析しながらPDCAを回すのですが、その中でも人それぞれ思考の癖が出たり、得意不得意があったりします。

例えば本能型は定量分析が苦手、一方知能型は型にはまらない斬新なアイデアが苦手といったイメージです。

広告・ブログ運営・動画メディアを比較しても、それぞれの向き不向きがあります。

今の仕事での取り組み方やこれまでの人生経験で、自身の大まかな特性は把握できるかと思うので無料説明会で話を聞きながら、自分に合いそうなものを見つけましょう。

適正な料金か

Webマーケティングスクールの相場帯は数10万〜100万と、スクールによって大きく異なります。

料金が高くなるほどサポートの種類が多くなる、転職支援が手厚くなる、指導の質が上がるといった特徴があります。

ただ転職目的であれば転職サポートは重要ですし、副業目的であれば案件紹介が重要なので、何を目的とするかによって適切なスクールは人それぞれです。

評判・口コミはどうか

Webマーケティングスクールを実際に受講した方の口コミや評判が好評価のものばかりであれば、質の高いスクールだと信頼できるでしょう。

特に教室のあるスクールにはGoogle Mapsでの受講生の口コミが多数見られるため、そこでメリット・デメリットが見分けられます。

メリットが自分の目的に合致しているか、デメリットは許容できるものなのかを考慮した上で説明会に参加しましょう。

副業・転職実績はどうか

スクールの質は受講した人の副業の成果や転職実績を見れば一目瞭然です。

たとえばデジプロはサイバーエージェントや電通デジタルなどの大手企業への内定実績を持っているため、その指導力の高さが証明されているといえるでしょう。

逆にできたばかりのスクールや受講生の少ないスクールでは実績が充実していないため、本当にそこで成果が出るのかを検討した上で判断すべきです。

Webマーケティングスクールのおすすめ

Webマーケティングスクールのおすすめ7選を紹介します。

デジプロ

デジプロは未経験でも約2ヶ月でWebマーケターになれる超実践型のデジタル広告スクールです。

座学だけでなく、実際の広告運用をプロのサポートの下で経験できるため、現場でも活きるスキルが習得できるのが魅力。

さらに講師はGMOグループやサイバーエージェントなど大手広告代理店出身者を中心とした日本屈指のマーケターたちであり、未経験者も短期間でプロが目指せます。

現にサイバーエージェントや電通デジタルなど大手広告代理店への転職実績もあるため、未経験から転職したい方には非常にマッチするでしょう。

また主要都市では教室での対面指導もあるので、教室に通いたい方にもおすすめです！

マケキャン

マケキャンは3ヶ月でWebマーケターになれる転職型Webマーケティングスクールです。

2ヶ月間基礎から応用までみっちり学び、３ヶ月目では広告代理店勤務とのワークを行うことで実践的なスキルが習得できます。

転職に関しては転職成功率98％のDMM WEB CAMPで磨き上げたキャリアサポートが面接対策・書類添削・カウンセリングなど手厚くサポートしてくれるため安心です。

実際の転職先を見てもDMMや電通、オプトといった大手企業や新進気鋭のベンチャー企業が並んでいます。

講師陣は現役のあらゆるキャリアをもつトップマーケターの中から、受講生の適性に合った講師が選ばれるので、理想のキャリアへ効率的にステップアップできます。

Wannabeアカデミー

Wannabe Academy(ワナビーアカデミー)は実務経験が積めるWebマーケティングスクールです。

Webマーケティングは実績が重要視される世界のため、とにかく実務経験を積むことを重視しており、実際にクライアントワークを行います。

実務でヒアリングから広告運用、改善提案まで行うことで、「実務経験」ありとして転職活動・副業活動ができるため、転職・副業の成功率が格段に上がるでしょう。

さらにデザインも学べるため、「広告の改善案を考えやすくなる」「自分で広告のデザインを考えられる」といった武器も得られます。

さらに転職・副業サポートのいずれも充実したサポートがあるため、スムーズなキャリアアップが期待できます。

転職・副業に関するサポート

「デザイン力のあるWebマーケターを目指す人」「充実した転職・副業のサポートを受けたい人」にこそおすすめです！

マーケプラス

マーケプラスは100社以上のマーケティング支援を行ってきたAirzのトップマーケターが指導するWebマーケティングスクールです。

広告運用しか学べないスクール、SEOしか学べないスクールがある中、Webマーケの領域すべてを学べるのでキャリアの幅が大きく広がります。

さらに創業から3年で100社以上を支援してきたAirzが培ったノウハウを学べるため、現場でのあらゆる局面にも対応できる戦闘力が身につきます。

実務経験を積める案件紹介もあるため、転職目的だけでなく副業目的の方にもおすすめのスクールです！

ビーマーケター

ビーマーケターはフリーランス・副業向けの幅広くWebマーケティングが学べるスクールです。

プロのマーケターの個別指導を受けた後、受講3ヶ月目からマーケターサポートを受けながら実務案件に挑戦できます。

実務経験を積めることで、その後の案件も獲得しやすくなり、稼げるマーケターを短期間で目指せます。

案件紹介で月に数十万稼げる可能性もあるため、将来的に独立を目指す方には非常におすすめです。

インターネットアカデミー

インターネット・アカデミーはプログラミングやデザイン、マーケティングなどITスキル全般を学べるスクールです。

安価ながらWebマーケティング全般を学べる内容となっており、安くWebマーケティングを学びたい方に向いています。

また新宿にある教室は洗練された学習しやすい環境となっており、講師に直接質問も可能です。

さらに給付金の対象になると、複数コースをさらにお安く受講できるため、コスパ良く幅広いWebスキルを習得したい方におすすめです。

WEBMARKS

WEBMARKSはSEOと広告運用を本格的に学べるWebマーケティングスクールです。

SEO専門企業とWeb広告専門企業が共同で監修しているため、SEOと広告の現場で活きるノウハウが学べます。

また転職・副業・独立と目的に応じたサポートが充実しています。

カリキュラムの分厚さやサポートの手厚さの面で他のスクールより優れているため、Webマーケターとして上流を目指していきたい方におすすめです。

ウルクス

ウルクスはWeb広告を短期間で習得し、転職を目指すスクールです。

他の料金と比べるとカリキュラムが広告運用のみに特化しており、ボリューム的には少ないですが、その分料金もお安いのがメリット。

ただし毎週30分のカウンセリングがあったり、ウルクス経由の転職サービスで転職すると82,500円のキャッシュバックがあったりとサポート・特典も充実しています。

テックアカデミー

プログラミングスクール大手のテックアカデミーが母体となっているWebマーケティング講座です。

週に2回のマンツーマンメンタリングと回数無制限の添削レビューがあるため、モチベーションを保ちながら効率的にスキルを習得できます。

さらに実践に近い形で広告運用を学べますし、テックアカデミーが母体というのを考慮するとWebスキル全般のノウハウが身に着けやすいでしょう。

Webマーケティングを学ぶメリット・デメリット

Webマーケティングを学ぶメリット・デメリットを紹介します。

メリット

副業・フリーランス独立に強い

Webマーケティングは非常に案件の幅が広いため、学んでおくと副業案件が取りやすいのが魅力です。

このようにキャリアの幅が大きく広がります。

将来的なキャリアの理想像をある程度イメージしながら、何をどれくらい学ぶべきか考えていきましょう。

自分で事業を始めやすい

Webマーケティングを学んでおくと、将来起業して事業を始めるとなった時の成功確率が跳ね上がります。

たとえば飲食店を始めるにしても、どの媒体で集客するか、どうやって集客するかを考え実行できるため、いち早く売上を上げられるはずです。

Webマーケティングを知らない場合、「自分でSNSをやってみるも全然集客できない」「外注コストが高くて大赤字」となる可能性もあるのです。

現代はWeb上での集客が極めて重要ですので、Webマーケティングスキルの需要は極めて高いのです。

フルリモートで仕事ができる

Webマーケティングのスキルが身につくと、フルリモートで仕事できる場合が多いです。

会社員でもリモートワークの許可が出る場合が多いですし、フリーランスであれば大抵の場合は出社不要です。

いつでもどこでも働ける仕事をしたい憧れがある方には非常におすすめのスキルですよ。

デメリット

学ぶのに時間がかかる

Webマーケティングは広告運用、SNS運用、SEOなど非常に領域が広いため、習得に時間がかかります。

SNS運用に特化したスクール、ブログ運営に特化したスクールなどそれぞれ単科のスクールがあるくらいですから、それらすべてを深く学ぶとなると1年以上かかるでしょう。

あくまでスクールでは概観を掴んだ上で広告運用を深く実践するというところが多いので、他のSEOやSNSを極めるなら別途学ぶ必要があることを考慮しておきましょう。

実務未経験だと転職が難しい

特に広告運用の場合は企業として大きなお金を動かすので、お金を預けられるという信頼のある人でないと任せられません。

そのため未経験でいきなり転職するのは難しく、実務経験を積んでいないとなかなか転職はできないものです。

ただそのハードルを超えるためにスクールがあり、実務経験やキャリアサポートが充実しているところを選べば転職は可能でしょう。

Webマーケティングに向いてる人・向いてない人

Webマーケティングに向いている人・向いてない人の特徴は以下の通りです。

Webマーケティングの世界はTikTokやClubhouseが出てきたりと目まぐるしい変化に対応する必要がある世界です。

広告運用にしろメディア運用にしろ、GoogleやMetaなどのプラットフォーム上で行うため、これらの企業が定期的に行う”ルールや評価形式の変更”への対応も求められます。

こうした変化に対応しながら、常に成果を伸ばす努力が求められますし、現状維持で仕事していると成果は落ちていきます。

またPDCAを回しながら利益最大化を目指しますが、「なぜこの施策をやるのか」「なぜこの数字が落ちたのか」などを論理立てて考えなければなりません。

このようにトレンドの激しさについていけない人、安定思考の人、論理的に考えられない人はWebマーケティングに向いていないでしょう。

Webマーケティングスクールに関する質問

最後にWebマーケティングに関するよくある質問を紹介します。

習得にどのくらい時間がかかる？

Webマーケティングの基礎の習得は2〜3ヶ月取り組めば、媒体問わず基本的な運用は可能です。

しかし、そこからの実践において差が生まれます。

媒体ごとの特性を理解した上で、どうPDCAを回し、経験値を貯めるかがマーケターとしての実績・需要につながります。

スクールに通う意味はない？

個人的にブログ運営はSNS運用のみを学ぶのであれば、必ずしもスクールが必要だとは思いません。

ただし独学だと何をどれだけ学べばいいかわからないという人が大半で、器用に学べる人はほとんどいないでしょう。

さらに広告運用は実績がないと転職も副業も難しいため、実績の土台をスクールに頼るという点でスクールに通う意味は大きいと考えています。

独学ではダメなの？

Webマーケティングは実績が求められる世界ですし、机上の空論で戦える世界ではありません。

特に広告運用は月に数十万〜数百万円の費用がかかる世界で、自分1人で運用の練習もできないため、スクールに入るのがおすすめです。

ただしSNS運用やブログ運営などは個人で運用が可能なので、そこで学びながら実績を上げることは可能です。

やめとけと言われるのはなぜ？

「Webマーケティングはやめとけ」と言われることがありますが、それは仕事の難易度が高いからでしょう。

Webマーケターに必要なスキル

・論理的思考
・卓越したコミュ力
・他人に対する想像力
・永遠と学び続ける心
・真意を見抜く質問力
・社外とのネットワーク
・データに対する鋭い感性
・周りに協力してもらう調整力
・適切な解決策を思いつく発想力
・成果が出るまで諦めない忍耐力

結論：超大変

— Yoshi@岐阜からB2Bマーケ (@motoy0shi) February 24, 2022

Webマーケティングに必要なスキルとして、このように言われています。

実際、トレンドの移り変わりが激しい世界ですし、定性・定量で常に「なぜ？」を考え続ける世界です。

Webマーケティングをコンサルに依頼する会社も多いという事実が、その難易度を証明しているとも言えます。

Webマーケティングでキャリアアップ・収入アップを目指そう

今回はWebマーケティングスクールの選び方とおすすめのスクールについて解説してきました。

Webマーケティングの仕事は決して簡単ではありませんが、現代社会でそのニーズは非常に大きく、キャリアアップ・収入アップが見込める仕事です。

ぜひ今回紹介したWebマーケティングスクールで、自分に合ったものの説明会に参加してみましょう。