筋トレグッズの中で最も汎用性の高いもの、それはリストラップです。
そこで今回は数々のリストラップを試してきた筆者が、その中から厳選した4つを紹介していきます。
ちなみに筆者が最もおすすめするのはシーク、入門者向けならFERRY、値段に余裕があるならSBDです。






リストラップがもたらす効果
リストラップをつける目的は、トレーニング時の手首の保護です。
手首をリストラップで巻き付けることで、手首の可動域が狭くなり、過度に手首が反るのを防げます。
リストストラップとの違い
リストラップとリストストラップ、似た言葉ですが用途は全く異なります。
リストラップが手首の保護が目的であるのに対し、リストストラップは手首の保護ではなく、握力の疲労軽減が目的です。
握力の疲労を軽減し、背中をまんべんなく追い込むためにリストストラップを活用します。
リストラップの使い方
リストラップの使い方や、どんな種目で巻くべきかを紹介します。
リストラップの使い方



リストラップの巻き方は上記のような手順です。巻く時に引っ張りながら巻いていくことで、十分にホールドできます。
ただし、つけっぱなしで手の血色が悪くなる場合はホールド力が強すぎるので緩めましょう。
リストラップを巻いた方がいい種目
リストストラップを巻いた方がいい種目は胸や肩、腕の種目全般です。
部位 | 種目 |
大胸筋 |
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三角筋 |
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上腕二頭筋 |
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上腕三頭筋 |
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リストラップの選び方
リストラップを選ぶ際は以下の2つのポイントに注意します。
- リストラップを巻いた時の硬さ
- リストラップの長さ
リストラップを巻いた時の硬さ
メーカーによって、リストラップを巻いた時の硬さが異なります。
これは好みが分かれますが、硬ければホールド力が強まりますが、その分手首が動かしにくいです。
一方、柔らかいものは手首を動かしやすいですが、手首の保護力に懸念があります。
リストラップの長さ
リストラップの長さは40-90cm程度と幅がありますが、一般的には50-60cm程度を選ぶのがおすすめです。
細いものは手首が細い方向け、長いものは手首が太い方向けです。しかし、長ければ長いほどホールド力が強くなる反面、巻く時間が長くなるのでその点を把握しておきましょう。
リストラップ比較表
今回紹介するリストラップを比較して表にまとめました。
価格(税込) | 保護力 | 柔らかさ | |
FERRY | 980円 | △ | 普通 |
シーク | 1,790円 | ○ | ちょい堅い |
ゴールドジム | 3,850円 | ○ | 柔らかい |
SBD | 4,720円 | ◎ | 超堅い(スティッフ) |
おすすめのリストラップ①FERRY
FERRYのリストラップは980円と低価格で、コストパフォーマンスの高いリストラップです。
筋トレ初心者やあまり高負荷なトレーニングをしない方は、このリストラップで十分だと思います。
おすすめのリストラップ②シーク
シークは筋トレグッズの中では歴史のあるメジャーブランドの一つです。
価格は比較的安めながらも、高品質と定評があり、ボディビルダーやフィジーク選手も活用しています。
ある程度ブランド力のあるもので、割安なものを選ぶならシークで十分でしょう。
おすすめのリストラップ③ゴールドジム
ゴールドジムのリストラップもシークと同様、メジャーブランドながら購入しやすい価格帯の商品です。
適度な硬さを求めるなら、ゴールドジムのリストラップがベストだと思います。



おすすめのリストラップ④SBD
SBDはパワーリフティング系のブランドで、パワーリフターやボディビルダーの多くが好んで使用しています。
他ブランドと同様の硬さのフレキシブル、他ブランドよりもはるかに硬いスティッフの2種類に分かれます。
価格は高めなので、シークやゴールドジムのリストラップでも満足できなくなったらおすすめします。



リストラップを使いこなし質を高めよう
今回はおすすめのリストラップを4つ紹介してきました。筆者は4つとも使用経験がありますが、安いほど柔らかく、高いほど硬くなる印象があります。
初心者がいきなり硬いリストラップでやるのはおすすめしないので、FERRYやゴールドジムのリストラップをおすすめします。
ですが、ある程度硬い方が好みな方はSBDやシークのリストラップがおすすめです。色々試してみて、自分好みのリストラップを見つけましょう。