「スマートウォッチが欲しいけど、Apple Watchは高くて手が出せない」「スマートウォッチは最低限の機能で十分」
そんな方におすすめしたいのがHUAWEI WATCH FITです。HUAWEI WATCH FITは最低限の機能性とエレガントなデザイン性が魅力のスマートウォッチです。
今回は3ヶ月使用した筆者が、HUAWEI WATCH FITについて以下のポイントについて解説していきます。
[box05 title="本記事のポイント"]
- 基本的なスペックや特徴
- HUAWEI Band6との比較
- Apple Watchとの比較
- 使用して感じたメリット・デメリット
- 購入者の口コミ
- どんな人におすすめか
- 買うなら公式HPとアマゾン・楽天のどれが良いか
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HUAWEI WATCH FITのスペック紹介
今回紹介するHUAWEI WATCH FITの製品スペックは以下のようになっています。
品名 | HUAWEI WATCH FIT エレガントエディション |
---|---|
カラー | ミッドナイトブラック/フロスティホワイト |
質量 | 約27g |
ディプレイ | 約1.64インチ、タッチスクリーン対応 |
センサー | 6軸IMUセンサー(加速度センサー、ジャイロセンサー)、光学式心拍センサー |
対応OS |
|
通信規格 | Bluetooth 5.0 BLE |
バッテリー持続時間 |
連続10日間使用の例:
心拍数モニタリングと睡眠モニタリング(HUAWEI TruSleep™はOFF)を有効にして1日24時間着用、毎週30分のワークアウト(GPSを有効にして)、メッセージ通知を有効にして(SMSメッセージ50通、通話6回、アラーム3回/日)、画面を1日200回オン。 連続7日間使用の例:
心拍数モニタリングとHUAWEI TruSleep™を有効にして1日24時間着用、毎週60分のワークアウト(GPSを有効にして)、メッセージ通知を有効にして(SMSメッセージ50通、通話6回、アラーム3回/日)、画面は1日500回オン。 連続GPSモード:約12時間
急速充電:30分で約70%充電可能 |
付属品 |
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HUAWEI WATCH FITの特徴
HUAWEI WATCH FITの特徴は以下の3つが挙げられます。
- ストレスや睡眠をモニタリングできる
- 豊富なデザイン
- アプリとの連携
ストレスや睡眠をモニタリングできる
HUAWEI WATCH FITは歩数計の他、ストレスや睡眠も測定できます。
ホーム画面からスライドすると、その日のストレス数値が確認できます。
また、HUAWEI Healthというアプリをインストールすると、年ごと、月ごと、週ごと、日ごとのストレス度合いや睡眠時間が見られます。
豊富なデザイン
HUAWEI WATCH FITはデザインのバリエーションが非常に豊富で、自分好みのデザインにできるのがメリット。
HUAWEI Healthというアプリをインストールすると、上の写真のように数多くのデザインをダウンロードできます。
スポーティー、レトロ、デジタル、可愛らしいイラストなど多種多様できっとあなたが気に入るデザインも見つかるはずです。
アプリとの連携
アプリと連携することで、デザインをインストールできたり、睡眠や運動、ストレスなどのデータをモニタリングできます。
アプリとの連携はHUAWEI Healthをインストール後、下記のような手順で行います。
下位モデルBand 6との違いとは?
ファーウェイのスマートウォッチはいくつも商品があり、中でも、HUAWEI WATCH FITとHUAWEI Band6は見た目はほとんど同じで、価格以外にどんな違いがあるのか気になりますよね。
簡単に下記にその違いをまとめてみました。
HUAWEI Band6 | HUAWEI WATCH FIT | |
価格(税込) | 8,580円 | 19,800円 |
サイズ | 縦43mm × 横25.4mm × 厚さ10.99mm | 縦46mm × 横30mm × 厚さ10.7mm |
重量(ベルト以外) | 約18 g | 約21 g |
画面サイズ | 1.47インチ | 1.64インチ |
解像度 | 368×194ピクセル(282ppi) | 456×280ピクセル(326PPI) |
バッテリー | 約14日間 | 約10日間 |
フィットネス機能 | なし | あり |
GPS | 非搭載 | 搭載 |
画面サイズや解像度の面ではHUAWEI WATCH FITが勝りますが、重量の重さやバッテリーではHUAWEI Band6の方が優れています。
画面が小さくてもいい、画像が荒くても良いという方は価格が半分程度のHUAWEI Band6がおすすめです。
HUAWEI WATCH FITとApple Watchの比較
HUAWEI WATCH FITの購入を検討している方の中で、対抗馬の代表格とも言えるのがApple Watchでしょう。
活動量計や睡眠・心拍数のログなど大部分は共通しているものの、大きな違いは他のアップル製品との連動性とアプリ追加・決済機能の有無です。
Apple WatchではiPhoneに届いたLINEに対して、その内容を確認したり、簡単なメッセージ応答が可能です。
一方、HUAWEI WATCH FITでは通知が来たことのみが分かり、返信やメッセージ確認はできません。
また、Apple Watchには後からアプリを追加したり、Suicaの決済機能がついていたりしますが、HUAWEI WATCH FITにはそれらの機能がついておりません。
割高にはなりますが、より多くの便利機能を使いたい人にはApple Watchが適しています。
HUAWEI WATCH FITで感じたメリット・デメリット
メリット①通知が振動で伝わる
HUAWEI WATCH FITではSMSメッセージ、着信電話、アラームなどが全て手首の振動によって通知されます。
携帯をしまっているなどして通知音が聞こえない時や、静かにアラームを設定したい時などに重宝します。
メリット②バッテリーが超長持ち
ファーウェイの公式HPによると以下のように謳っています。
「バッテリーにはデュアルチップセットアーキテクチャと省電力アルゴリズムを採用しているため約10日間の使用が可能です」と謳っています。
※ファーウェイラボのテスト結果に基づく。バッテリーの持続時間は実際の使用状況によります。10日間の使用は以下のテスト条件によります。心拍数モニタリングを有効にして1日24時間着用、睡眠モニタリングON(HUAWEI TruSleepTM OFF)毎週30分のワークアウト(GPSを有効にして)、メッセージ通知を有効にして(SMSメッセージ50件、通話6件、アラーム3件 / 日)、画面は1日200回オンにした場合。
実際、筆者は平日は毎日、休日は着けたり、着けなかったりしていますが、体感では2週間以上充電しなくてもバッテリーが持ちます。
さらに充電スピードも非常に速く、5分足らずで約1日使用できるとのこと。

充電は付属コードについている磁器充電。反対のコードはUSB typeAだ
メリット③どんな服装にも合う
HUAWEI WATCH FITのミッドナイトブラックを筆者は使用していますが、どんな服を着ていてもフィットします。
仕事でスーツを着た時にも違和感なくフィットしました。シンプルにどんなデザインにも馴染ませたいならエレガントエディション、カラフルなデザインを楽しみたいなら通常のWATCH FITがおすすめ。
メリット④画面は頑丈
筆者は2回ほど落としてしまったのですが、画面は全くの無傷でした。
保護フィルムも販売されていますが、HUAWEI WATCH FITはよほどのことがない限りはフィルムなしでも画面が割れる心配はなさそうです。
デメリット①いきなり運動の通知が来る
デフォルトの設定だと、数時間おきに振動通知がきて「運動しましょう!」という画面に表示されます。
仕事中にもこの通知が何度も来た覚えがあり、さすがに要らないなあと思いました。
なお、HUAWEI Health内で自由に設定できるようで安心しました。
デメリット②返信機能はなし
HUAWEI WATCH FITでは通知機能はありますが、直接の返信はできません。メッセージ機能がついているものは割高ですが、Apple Watchが良いでしょう。
デメリット③決済機能もない
HUAWEI WATCH FITには決済機能がついていません。Apple WatchはSuica決済がついており、開札時にApple Watchで改札をくぐれます。
こちらの機能が欲しい人もApple Watchの方がベターでしょう。
HUAWEI WATCH FIT使用者の口コミ
ここからはHUAWEI WATCH FIT購入者のレビューを紹介します。
▶️良い点◀️
☆本体は高級感があり文字盤に指紋が付きにくい
☆ベルトはシリコン特有の安っぽさがなくベタベタしないしすべすべ感がある
☆ほとんどの通知が届きメールやインスタなどの内容まで読める
☆ファーウェイのラインから質問するとすぐに対応してくれて分かりやすく説明してくれるし、とても安心して使える。出典:https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R1SCNLDZFI4JSF/ref=cm_cr_getr_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=B091C74TLL
iPhoneユーザーです。ディフォルトのウォッチフェイスがとにかく美しく気に入っています。ただ3点ほど残念な点があります。
①バイブレーションが弱い。ウォッチ側で「なし」「弱」「強」を選択できますが、「強」にしても意識をしないと分からないレベルです。
②通知機能が曖昧。LINEなどの通知が来たり来なかったり、基準が全く分かりません。
③ベルトが外れ易い。本体のプラスチック製の留め具の強度が弱く外れ易く落ちることがあります。出典:https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R27428Y7N0B0BW/ref=cm_cr_getr_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=B091C74TLL
通知機能の便利さや、丁寧なサポートを称賛する声が複数見られました。一方、通知がいくものといかないものの違いがわからない、振動が弱いなどユーザビリティの面での不満の声もありました。
HUAWEI WATCH FITはどんな人におすすめか
HUAWEI WATCH FITは以下のような人におすすめです。
コスパ重視の人
HUAWEI WATCH FITは最低限の機能+運動機能といったスマートウォッチです。他のブランドと比べても価格は安価ながらも、長時間バッテリーや睡眠や心拍数のモニタリングなど優れたコストパフォーマンスを誇ります。
「多少機能が劣っても良いから安いのが欲しい」方はHUAWEI Band6がおすすめです。
時計をつけながら運動したい人
FITという文字通り、上品な外観ながらも運動時にも着用できるのが魅力のスマートウォッチです。
GPS機能もついており、ランニングやウォーキングの記録を正確に測ることも可能です。
また、運動メニューを選択できるようになっており、「体幹のワークアウト」「心肺機能の強化」など目的に合わせて取り組めるのも嬉しいポイントです。
買うなら公式HPとアマゾン・楽天のどれが良い?
HUAWEI WATCH FITを購入する場合、Amazon、楽天、公式HPなどがあり、「どれが良いか悩む」という人もいるでしょう。
結論から言うと、セールされているもので選ぶのがおすすめです。
Amazonでは時々、10-20%オフになったり、楽天ではポイント還元率が高くなるキャンペーンがあったりします。
また、ファーウェイの公式HPでも毎月11日から17日は20%オフとなります。購入したいタイミングでセールが開かれているものを選ぶのが良いでしょう。
コスパ重視なら迷わずHUAWEI WATCH
今回は3ヶ月使って分かったHUAWEI WATCH FITの特徴やメリット・デメリットについて紹介してきました。
Apple Watchなどのハイスペックなスマートウォッチと比べると機能性は劣りますが、最低限の機能が揃っている上に価格も安めです。
初めてのスマートウォッチを購入してみたい方は、ぜひHUAWEI WATCH FITをおすすめします。